米ヘッジファンド調査会社が発表した2月のヘッジファンドの
運用リターンは、株価の下落にもかかわらず小幅ながら
プラスとなった。
一方、投資信託のリターンはマイナスだった。ヘッジファンド・
リサーチ(HFR)が7日発表した2月のヘッジファンド平均
リターンはプラス0.65%で、2カ月連続のプラス
となった。
一方、米調査会社リッパーによると、2月の株式投信の平均
リターンはマイナス1.96%。S&P総合500種指数は2月、
2.2%下落した。
これらの調査結果は、世界的な株安で一部のヘッジファンドが
巨額の損失を被ったとの観測が強まっているにもかかわらず、
ヘッジファンド業界は全般的に、株安に比較的うまく対処した
ことを示しているとアナリストは指摘する。
2月は買収合併アービトラージ戦略ファンドが
プラス4.60%、アジア市場に特化するファンドが
プラス2.20%の高リターンを上げ、ヘッジファンド全体の
平均リターンを押し上げた。
例えば、ダルトン・インベストメンツ(ロサンゼルス)が運用
するパシフィック・アンド・ジェネラル・インベストメンツファンド
はプラス4.52%、グレーター・チャイナ・ファンドはプラス
4.42%のリターンを達成した。
それに対し、金融戦略に特化するヘッジファンドの平均
リターンはマイナス2.90%となり、予想通り最もパフォー
マンスが悪かった。
グローバルマクロファンドの2月の平均
リターンはマイナス0.47%だった。
最も予想外だったのは、株価の下落を見込んでショート
ポジションを形成していた投資家が損失を計上したことで、
HFRによると、ショートポジションを取るファンドの平均
リターンはマイナス0.57%となった。











